リスクをどう選ぶか
中国と欧米による通信システムの二分化が起きている今、選択を迫られる。
ユーザーの住む政府がどのシステムを採用するかにかかっているが、ユーザーも端末選びで、選択を強いられる。
Androidスマートフォンの一部に「最初から」潜む脆弱性、新たに146件も見つかる|WIRED.jp
中国のそれは言うまでもなく、欧米の主力OSのandroidも記事のような脆弱性があるという。
つまり、ソフトウェアには抜け穴は避けられない。
それを利用する政府やメーカー側の倫理次第ということだろう。
それでも政府が独走する中国製システムより、欧米製はまだマシかもしれない。
政府は、国民の安全と企業の利潤追求の間で動く。
その背景の上で、我々は現実的選択を迫られる。
どの道でも結果発表は、少し遅れてしか出てこないし、選択の統計でしか結果は出せない以上、後出しジャンケンの選択肢は絶たれている。
そのジャッジをする上で、自分の安全をどのポジションで取るか、それの優劣はその人にしか下せない。
かと言って、臆することはない。
行動した後でも、誤りは修正すればよいのだ。
まず行動なくしては結果は出ないし、一方躊躇した分結果は先送りされても、より厄介な結果への貢献にしかならないわけで、未来の進度を遅らすだけ。
人は成功するときはするし、失敗するときはどの道避けられない。
躊躇するかしないかで、その進度が変わるだけ。
リスクを選ぶとは、単にプレッシャーを強いられると警戒する人が多いが、その実はその進度をコントロールする事に絞ってはどうだろうか。
そう考えれば、リスクのとり方が少しは理解できるんじゃないだろうか。