くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

テクノ

自動車市場の未来を、真面目に語る

カルロスゴーンの逮捕依頼、業績低迷もあって日産自動車の業績はイッキに悪化して久しい中で、企業改善を地道に進め、悪いイメージ払拭を進めているが、その大きな転換とも言える新車をいよいよデビューさせる。 アリアと命名されたこのクルマが目指すものは…

宮城県に現れた気球、今さらアナログなテクノロジーは何を語るか

もう日が経って久しくなったが、宮城県上空に突然現れ滞空し続けた”謎の気球”の正体について、そろそろ忘れ去られそうなので敢えて蒸し返すが、正体が調べていまだ不明なのか、単に不明のままで終わらせたいのか謎である。 気になった筆者は関連ニュースを追…

テクノロジーに溺れる、IT化の落とし穴

昨今、TVメディア各局内で感染症患者が出たり、出社規制をする事例が増えて来たが、彼らが起こすそれは我々が起こすこととは、また違った意味をもたらすことに、意外に気づきにくい。 情報発信者やメディア局の報道者が減ったりテレワークに入れば、今我々の…

世界市場につながる、自動車開発の発想とその実益

アイドリングストップで燃費向上と言う認知がようやく定着しだした昨今に、今度の新型車がアイドリングストップ機能の不採用となる記事を読んで、考えたことを書きたい。 この記事の示す根拠が真に正しいかどうかはさて、動機としては説得力を感じたと同時に…

「信用スコア」依存性癖の高い日本市場に悪魔の囁きか?

縁起をかつぎ神様に将来を丸投げしやすい我々の基質には、信用スコアと言う新概念は耳障り良く響くかもしれない。 ただ、これが今悪名高き中国政府の実行する国民管理のために開発された管理システムだと知れば、その評価に疑問が生じないだろうか。 www.mag…

掘れば幾らでも出てくる、悪事の露呈

中共政府に所業は、既に人がする範疇を超えていると認識して丁度良いように見える。 追えば追うほど、一般に言われる人間の常識さえ無視し、逸脱する行為をはまるで無感情なロボットが淡々と作業するような行為と変わらない。 今回の新型ウイルスの拡散にも…

ソニーの復活と日本の未来

筆者の世代ならオーディオ通信機器の革命家として映っていたかつてのソニーが、ゲーム機とスマホをのぞいて、破棄してまで再起に挑む姿は痛ましいかぎりだが、その努力は地味ではあるものの成果を出しているのがせめてもの救いだ。 高度経済成長に乗って、画…

最高の技術を持っていても、勝てない理由

独自の最先端技術で注目されている村田製作所から、次世代通信規格の普及の鍵になる技術の量産化が発表された。 技術の可能性については、記事をご覧いただきたいが記事中でGサックス担当者が指摘している、5G技術先行によるインフラ整備の遅れが懸念されて…

ロシアの最新兵器で勢いづくもの

ロシアは、かつてのソビエト時代に比べ、国力をダイエットし絞り込みを繰り返した結果、当時のバリバリ左翼一辺倒時代よりも柔軟で影的な存在になっていないだろうか。 筆者は、特にプーチン大統領就任以来のロシアの動向に注目し、その実力に警戒していたが…

中国の囁きが巧みすぎる、気づきはあるか

中国の外交戦略のあれこれ 自国内の情報統制はデフォで、ボットによる情報搾取、攻撃は一級品。 某軍事関係者が起業する通信会社インフラを、押し売りし、海外の通信網まで牛耳ろうと 著名人へのハニトラ かつて日本も散々利用された先生戦法 加えて、記事の…

リスクをどう選ぶか

中国と欧米による通信システムの二分化が起きている今、選択を迫られる。 ユーザーの住む政府がどのシステムを採用するかにかかっているが、ユーザーも端末選びで、選択を強いられる。 wired.jp Androidスマートフォンの一部に「最初から」潜む脆弱性、新た…

防衛力の強化と企業利益のバランスと確執

丁度良い話題を解りやすく解説してくださっていたので、紹介させてもらいながら、表題について書くことにする。 www.youtube.com https://www.youtube.com/watch?v=6KuApaT9YU0 子どもの世界で善悪を判断するだけでは、実際の現実は極めて複雑で大人の事情が…

NHKの真意と通信メディアのホンネ

ちゃぶ台返しと揶揄されたこの判断をどう見るか? 国内改革に邁進する高市総務相が、内定仕掛けていたNHKのネット同時配信化への提案を突き返したようだが、この動きは東京都のオリンピックマラソン競技開催地の急遽変更と近い、判断の大きな変更が伺える。 w…

地殻に残されたサンプリング

この遠くなる話だが、古の氷が採取されて2年でようやく最初の調査結果が出たようだが、サンプリングからはCO2の増減周期は数万年程度と、従来の予測よりは遥かに短かったようだ。 www.newsweekjapan.jp 200万年前の氷が採取されて2年、地球の気候変動に関…

アプリで始まった仮想戦争と未来の覇者

久しぶりに陰謀推し風のタイトルに、心が震える……と言うのは差し置いて、静かに始まっている米中間の市場争奪戦についての考察。 現実主義者の筆者から見ても、中国など共産圏を巻き込んだ情報戦の中での人気アプリの諜報戦略が、どれほどに世界の未来に影響…

この環境提議に隠れたおぞましさ

この決まり文句が、言い出しっぺ国のご都合でしか無い証拠は、欧州界隈の国々が軒並みノルマを達成したことになっているのに、日本だけ殊更未達成と扱われている図式には、問題があると見ている。 toyokeizai.net しかも、日本人の中にも、自国の努力を全く…

最先端技術はお揃いがお好き?

最近の戦争は無人化が流行なのか、ステルス機軍事目的のドローン兵器の話題をよく目にする。 世に出回る最新技術は、往々にして軍事兵器からの転用(お下がり)技術によって新商品が出回るのが当たり前だったが、最近は米シリコンバレーなどの民間シンクタン…

新規参入、楽天「通信基地局事業」の遅れは、チャンスにできるか?

楽天のスマホ事業参入を表明後の基地局設置の遅れが問題になって、サービス料金引き下げを狙っていた、菅官房長官も苦言を呈していることについて。 実際に、新規参入業者にはかつてのsoftbankがそうであったように、基地局設置の諸場代が割高にされたり、既…

自分のノウハウと単なる知識の差

記憶は「反復」による脳への定着が大前提で、手を動かすことで記憶を定着させやすいのでは無く、何度も書くことで記憶する手段でしかないはずなのに、メモ=記憶定着されないし、ネットに保存することも同様。 記事の実験は、保存先を無くしてしまえば正しい…

この技術への利益と損益を、今から考えておく

次世代通信の枠組みを総称する「第5世代の通信技術」は、あと数年で一気に世界中に普及されることが、もう約束事の様に周知される時代。 多くの人が、その利益について前向きな期待をする一方で、一部とされる専門家や団体で損益について語られることについ…

敵か好敵手か?中国のどこを見るべきか。

筆者は基本中国政府が嫌いである、と言うよりそもそも日本人の思考とは根っこから相容れない程のかけ離れていて、理解できないというのが本音だ。 しかしながら、関りが少ないが国民はできる限り信頼したいと思うし、今アメリカから経済制裁を受けている中国…

時には正論を疑ってみる勇気と行動が人の成長になること

弱きをたすける、誰もが正しい、称賛を絶やさないし、幸せに生きる上で不可欠な行動。 が故に一方で強きを徹底的にたたく行動とはまた別の行為でもあるはずなのに、まるで弱いものをダシにして、愚痴や不満の吐き出しに使うものも多い。 日本より、韓国の方…

ジャパンオリジナル、軽自動車の果たす役目

一時はガラパゴス化する日本技術の象徴のように扱われた軽自動車は、今や販売好調で、その背景にクルマ離れと道具化の流れがあって、軽自動車はそのニーズにハマっていることになる。 サイズ規制のために、小型車とのハンディを埋めるために、最近はどうして…

コピー大国「中国」のなんだかなぁ

かつて日本もアメリカをがむしゃらにコピった時代があった。 中国は既存技術の再現性は日本のそれを超えた。 これから先、中国は誰も到達していない未来を、 どう創造できるのか。 そのためにも、世界の信用をどう勝ち取れるかの、倫理性への課題クリアはも…

5Gの普及と国内対応状況

※この記事は「米中貿易戦争の今後のキモともなる5G特許使用の行方」リライト・再配信版です。 この記事が出される間に、中国ファーウェイ製端末のシェア落ちと携帯販社の秋の料金改変が発表され、新たに加わる大手楽天と4社でハンディの小さい条件が整いつ…

米中貿易戦争の今後のキモともなる5G特許使用の行方

日本国内のニュースでは、5G技術によって得られる市場性とメリットだけをやみくもに広げている様に見えるが、その核になる関連特許技術の3分の1を中国IT企業が持っている事実に対し、どう行動するかの指針は明らかにしていない。 この結論は、今起きている米…

中華スマホの攻防

アメリカによる、HUAWEI製品の制裁に伴い、中国他社の熾烈な下克上がアツい。 5Gインフラ・特許では同社は圧倒的な優位を保っていて、今後他社によるシェア奪回は困難とされる中でも、中国国内からの端末市場から優位性は下がっていくのか。 急激にシェアを…

人の生への倫理と現実

中国では、国家をあげて生物倫理を無視した、優秀種の「クローン」を作り出しているが、この国家は共産思想をベースにした簡易資本社会であり、かつてはあっただろう、生命尊重の倫理も無神論の立場で宗教意識もない。 その結果、この国は他国民だけでなく自…

スマホ・通信機器の開発利用、技適の壁

米政府が中国HUAWEI製通信端末へのgoogleアプリの使用を禁止したことで、同社製スマホユーザーの動揺予想されますが、今後既存機器への不便はないにしても、将来普及するであろう5G通信端末において、同社の普及に影を落としているようです。 そもそも、一党…

サイバーコップが活躍する近未来の真実味

アメリカはセキュリティ上安定していて国土も広く、こうした近未来技術の自称実験は積極的で、近未来に関心の高い諸氏には面白い。 その近未来を語るのはとても楽しいことだけれども、それだけで終わるのは大人気ないことでもあり、この事実から受ける日本の…