くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

お金が消える? 怪現象が示す、未来の現実

これまでも世界市場を席巻しているウイルスが、人工であるとの陰謀説は出回り、中国住民からもネットで証言者は出ていたが、とうとう中共由来であると米欧州の専門家調査機関が特定したところから、ほぼ中共研究機関による世界戦略生物兵器であると断定できうる段階にまできた。

 

そこで、当ブログではこの報告が中共によって正当に覆されるまで、露骨に「中共ウイルス」と呼称するが、このウイルスによる日本の経済損失がアメリカから示された。

 

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安倍政権のコロナ経済対策は「大失敗」に終わる…米最新論文で判明!(藤岡 雅) | マネー現代 | 講談社(1/6)

 

それによると、中小企業中心の企業の損失で、43兆円もの大金が蒸発するというが、この金が消え失せるという現実はあり得るか? と言えば、大抵の人は消えるのではなくどこかへ移るだけで、消えることはありえないと考えるだろう。

 

ところが金が「蒸発」「消え失せる」と言う表現は決して比喩では無く、事実消えることは有り得るのだ。

 

お札やコインとして物理的な紙幣硬貨をイメージすれば、モノが消えることはありえないが、そもそも世に流通しているマネーは、2種類あると考えると解り易いが、紙幣や貨幣と言うお金と仮想通貨や帳簿上の記録としてのお金と分けられるのだ。

 

もう何十年も前から物理的に流通する金は、見せ金であり金本位制で金や銀プラチナなど、国際的な絶対価値を持つ貴金属と価値を保証されていた時代には、物理的なお金は意味が有ったが、既に非物理的なお金の方が多くなっている時代にあって、等価交換に流動性が生じていると考えられる。

 

実際に、世界基軸通貨ドルの1ドル紙幣を比べると、一時期まで紙幣面には1ドルと同価値の銀を保証する文言が印刷されていたが、今の新紙幣には単に発行元の証明書としか記載されていないことからも、発行元の裁量で紙幣価値をしれっと変えていることがわかる。

 

ただし、これが現実に成立するためには、民主的な協議で決められていては混乱は避けられず、ごく一部の裁断によってしかでき得ないし、誰をも金の価値に疑いが生じてはなら無いと言う大前提があったからこそできている事実である。

 

前にも書いたが、世界銀行や多くの先進国の中央銀行が、国営でなく投資者不明の民間企業なのは、見逃しがちな事実だが、そのごく一部の投資者がコントロールしていることで、物理的紙幣時代と一見変わらない価値が保たれているだけなのだ。

 

お金が消えるなどとあってはなら無いにも関わらず、消えているという現実が異常であることには変わらないが、既にお金が(デジタル化に向けて)単に記録でしか無くなっている現在、極論で言えば金の価値=市場の価値と定義され、価値の無い市場やそれに関わる企業・商品は、突然無価値にされることを示している。

 

金利や福利と言う魔法の杖であり、マネーは人の起こす多くの事象の価値を倍々に膨れ上がらせてきたが、本来有り得無いバーチャルな価値観が、既に現実のものとなっていて、その価値観によって世界は動き、もう何年前から我々は生活基盤を築いてしまっている。

 

その意味において、とっくの昔にお金の仮想化の基盤は成立しており、我々はその変化に違和感さえ持たず、物理的な社会もデジタル変換の介入も進行しつつある事を思うと、映画マトリックスの世界観がいよいよ現実のものになってくるのも違和感や危機感が薄らいでしまうかも知れない。

 

数学と言う、知的生命体にとって進化の基礎になる知恵を、人類が時急に得て以来、この未来はほぼ確定されていたのだろうし、シリコン需要増加が果たす世界仮想化も、誰かが大昔から知っていて計画したものなのかも知れない。

 

 

さて、この動きは彼らによってデジタル化市場を見込んだ、紙幣価値のデジタル移行において、着々と進行していると考えられるが、中共によるデジタル貨幣流通と、ウイルスによるデジタル市場化への混乱を狙っていたことが、ここで明確になったと言うことだ。

 

その目線において中共ウイルス拡散は、軍事的でなくとも中共世界征服戦略の宣戦布告であり、さも被害者の一国の振りをしながらも、どさくさに乗じて買収や諜報・洗脳をしたたかに進める事実はニュースでも報道されている通りである。

 

現在の状況は、物理的兵器は使わていないにしても、ウイルスと言うデジタルプログラムと同じような性格を持つ物理的な驚異によって、世界戦争が起きていると言う現実を認識せねばなら無いが、この有事においては平常時の常識や法則は意味を持たない。

 

故に、目には見えない敵と闘いながら我々は、バーチャル化への葛藤とリアルの政治戦の実害との間で、足元さえ揺るぐ大きな変化を受け入れ、物理的障害とも折り合いをつけるという、精神的な革命を強いられる事になるだろう。