くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

トランプ大統領たたきが止まらない社会に生きる上で。

 

アメリカ大統領トランプ氏のバッシングが止まらないが、FBI が仕掛けた「ロシア疑惑」は、大統領選当時にトランプ氏が万が一当選した際の保険として、ねつ造されていたことが暴露されたにも関わらず昨日時点で、未だロシア疑惑の証拠(領収書)を明かすなどという話題が平然と起きているなど、どうしてもこの手の問題の判別に苦労するのは筆者だけだろうか? 

 

 国内の政治経済の三面記事的な扱いと情報統制ニュースと同等に扱われ、それからは一方的な示唆しか読み取れなくなっている事実に、苦しめられている人は相当多いと思うが、外国語がスラスラよめるスキルでも無い限り、いくら公平なニュースソースを求めようと、それは徒労に終わりかねない。

 

その中でも、海外由来の各メディアサイトの情報と見比べながら、加えてそれぞれのスタンスやバイアスを考慮しながら、なんとかプレーンな情報を得られるかぎり、事実にこだわる姿勢は諦めてはならないと思う。

 

www.newsweekjapan.jp

ハノイ米朝会談をトップニュースから吹き飛ばした「コーエン証言」の衝撃 | 冷泉彰彦 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 

今朝から、FNNサイトに解説委員直々らしいサスペンスドラマバリの超独自の「我慢しといたるわ」的な傲慢なエッセイを、朝から読んでしまい不快な朝を迎えてしまったものの、さまざまなソースを見比べた上で、今もっともアツイ米朝協議のシナリオを分析したい。

 

 まず注意したいのは、相変わらず「トランプ=悪の枢軸」的な某グループバイアスが国内外のスタンスに出ている事実によって、そのフィルターを取り除かなければならず、筆者の当面の見方は「トランプ大統領」は今回も正気を保っているなという結論。

 

 下の記事でも書いている通り、憶測(バイアス)通りに展開しなかったことに心外な評価をするメディアが多いのは、裏を返せばある一定の忖度によって情報の偏りがわかるということ。

下記事のコメントは真っ当な方で、文字通り両首脳は問題解決に必死なのは事実であり、この点を茶化したりバッシングするのは現実逃避に過ぎない。

 

this.kiji.is

米朝首脳会談「報道(憶測)は全て間違っている」 【トランプ大統領のつぶやき】 | DAILY SUN NEW YORK

  

ただ少々細くするなら、トランプ氏が大人なのに、金正恩が少々幼いだけである。

この遠大なテーマにピリオドを打とうとするならば、トランプ氏がつぶやくように、それなりの時間を要するだろう。

 

そのタイムスケジュールに対して、あれこれ横槍を入れてくる者が、最も世界を危うくしようとする輩ではないのか?

 

前にも書いたが、こうした情報戦に巻き込まれている私たちは、つねに「絵踏み」を強いられているという、しょうもない事実だ。

 

このつぶやきを、単なるボヤキや言い訳にしか取れないようなら、明らかに情報解釈がバイアスがかかっていると反省したほうがいいのではないか。

 

かといって、このまま結論が出なくとも、永久に様子見のスタンスを続ければいいという短絡的な状態でもないということだ。

 

個々にリスクを取りながらも、トランプ大統領の今回のように「信念」を貫くために、そして我々がアイデンティティを証明するためにも、牛歩ながらも一歩一歩進むしかないのだという課題は、トランプ氏にとどまらず私たちにも突きつけられているという自覚と行動の結果によって、未来は創られるということだ。