中庸の得と徳
今ある情報の中には、左派とか右派とか、依存症とかハマるとか、人の判断や行動に偏りが増えているかもしれない。
迷ったときにいつも、中庸という中国の思想を思い出す。
高校生の自分に何かの授業の雑談で聞いた考えが、今でも頭に残った。
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ポジティブやネガティブな思いや、決めつけた方が気が楽になるのは人の性で、仕方がないが、この言葉に何度戒められたか、感謝しかない。
中庸による「とく」には、
直接的に期待できる損得の得と、間接的な副次に生まれる徳がある。
サッカーでもバスケでも、常に中間ポジションに戻って備えるのは基本のキだが、
行動でなくとも思考の中間ポジションがもたらすピボットの短縮は、
ゆとりと冷静さに貢献する効果はナニモノにも勝ると、何十年も経った今でも信じている。