未来投資の発想から最も遠い国
資本主義経済にあってかつ先進国で最も「投資」に程遠い国、その国に筆者は暮らしてきた
筆者の定義する投資とは、大前提としてブルーオーシャンを創出する種類の投資を意味するが、日本人の多くはその魅力に気づかないばかりか、過去の成功事例にだけ身銭をつぎ込む習慣から離れられていない。
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技術面では基礎研究に対してはかろうじて費用を投じる動きはあったが、昨今はそれさえも目減りしているように見えてならないが、これは単に教育制度だけの問題なのだろうか。
日本の歩んだ過去は、悲劇的にも大規模戦争のツケをドイツと共に払わされ続けて、身も心も未来の可能性に身銭をつぎ込むゆとりを無くしていたに過ぎないのかもしれないし、閉鎖的だった鎖国時代の慣習が今も脈々と受け継がれたままなのかもしれない。
もしかしたら、投資意欲があっても振る袖が無いから、できないのかもしれない。
じゃ、なぜそうなったのか?
私利私欲に走った政府や企業などの周りが悪いのか?
他人任せにして、平和主義者を気取った自分が悪いのか?
未来を創る自由と責任は……?
その原因がどこにあるのかは、投資にネガティブな日本人問題の解決には、あまり効果を出さないかもしれないが、我々それぞれが記事のように自問自答すべき課題だということに疑う余地は無いと考える。
人によっては、自分の判断や予測スキルに自信が持てないのかもしれないし、単なる興味が湧く対象になってないだけかもしれないし、またズボラで人の好いとこ取りを狙っているだけかもしれないが、そのホンネに向き合おうとしないのは 、それこそ逃避そしりをま逃れないのではないか?
是非とも、余暇や週末の一時に、一考を願いたい。