くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

日本と韓国の違い

あくまで当ブログは、スポーツでなくビジネス系ブログなので、誤解の無いようにいただきたいが、よくスポーツで得られる成果はビジネスのそれとよく似ていることが少なくない。

 

今回ネタ元はサッカーの試合記事、ただ日本は絡んでいない。

韓国ーコロンビア戦のインタビューで上がった日本と韓国チームの戦術の違いについてのコメントが、以外にささった。

 

web.smartnews.com

韓国に惜敗コロンビア代表監督「日本戦と韓国戦は違った。韓国は日本より…」 (スポーツソウル日本版)

 

記事で語るコロンビアチーム監督が語る話は、ビジネスでも十分説得力がある。

 

日本は、歴史・経済・文化など様々な面で、韓国とのやりとりがちぐはぐになっている姿を往々にしてみる、去年当たりから韓国からの横暴は度を越すようになったが、もっと前から数々の理不尽な思いはさせられていた。

 

 なぜ、日本が「良かれとすることに、彼らはことごとく背を向けるのか?」

 

日本人の多くがこのように韓国に憤る姿は、基本的には日本人の筆者も同じである。

ただ、最近の著名な芸能人や識者の中で目立ってきた意見は、

 

「わかりやすい態度を韓国に示すべきだ」

 

 という意見。

 

その双方の関係に彼らは慣れきっているなかで、複雑な配慮や不満を表しても全く響いてこないという考えは通用しない、ということである。

もっとはっきり言えば、なかなか好き嫌いをハッキリ言わない彼、に彼女が痺れをきらして言う、

「もっとハッキリしなさいよ!」

 

と言っているのと同じで、韓国人と日本人が恋人関係かの賛否は置いとくとして、に日本人がはっきり言わない以上、言いたいことをわかっていてもいなくても、

「態度で示せ。曖昧な言動は、言っていないのと同じだ」

という前提で、日本人とは付き合えば良いとたがをくくっているのだろう。

 

ここで、はっきりしておきたいのは、韓国人の総意だとは言っていない。

特に韓国・北朝鮮の政府要関連人において、そういうスタンスを緩めないと言いたいのだ。

 

コロンビアチーム監督の話に戻す。

彼が韓国チームに負けて得た教訓は「相手によって変える戦術」という、サッカーに限らず有難い教訓である。

 

女性は一歩引いたり押し引きがうまいが、男性は特に自分の考えに「頑な」で柔軟性小さい人が目立つし、いつも意固地になって反省し、悶々としている人もよく見る。

 

相手によって考えや態度を変えるのには「自分のポリシー」までも変えなければいけない、と考えてしまうと上手くいかないことが多い。

 

案件にもよるが、ビジネスシーンでポリシーまで変えて…例えば営業マンには思い当たることが多いと思うが、頭を下げ周り外回りをバカのように続けるのが営業。

そういう空気が営業職に本来求められる「機転」を失ってしいやすい。

 

ある企業CMでパロディになっているほど、日本国内のビジネスシーンが海外でネックになりやすい失敗案件であるのは相手に合わせた営業が出来ていない、特に海外では日本人以外の営業マンとの交渉が多いので、このスタンスを持てない人は致命的であり、本人にとっては苦行にしかならない。

 

監督業は、チームの上に立って全体を見渡し、チーム勝利への最大公約数を図る仕事、その監督が敵を見て単に結果だけで右往左往したら、そのチームに未来は無い。

これはチームで戦う仕事でなくとも個人で戦う仕事も同じで、役職は管理職でなくとも、柔軟に相手の出方・考え方を汲み取って出方を変えるのは、自分の仕事をより前向きにするナチュラルな知恵でもある。

 

理屈で解ってもなかなか行動出来ない人もいる。

それでも相手に対して納得出来なければ、

たとえ相手がバカだと思っても、バカ前提で行動せずに、せめてどういう種類のバカで、そのバカにはどう対応したらより徳をするか?