チャンスは待たない、現場対応力が全て
今月にアメリカでこんな話題が流れた。
陰謀論者では知らぬものがいない米国内にあるとされる通称「エリア51」と呼ばれる軍管理の敷地に有志が集まって、立ち入り禁止区域に堂々と侵入しようという呼びかけだった。
CNN.co.jp : 「エリア51」に接近、オランダ人ユーチューバーら逮捕 米
この集会は実施されたか続報は未だ無いが、上の記事のように実行した者が出たらしいが、日本で言う炎上狙いのYoutuberと同じ行為である。
こうした行為はアメリカではパフォーマンスの一環で盛り上がることがあるが、日本に置き換えたらどうなるか、多くの日本人や国内Youtuberはしないだろう。
こうした大ぴらの事件はまだ寛大にみせても、非公開な場合おぞましい結果にさえなりかねない現実を自覚したいものだが、この普通に約束破りはビジネスにおいてはよほどの勝算がない限りご法度なはずだ。
ところが、国内で実際には不正やあからさまな出し抜きには、不感症な連中が一定数わくのが現実だが、基本してほしくないことを自分からするのは自分のビジネスへのリスクを高める自覚が乏しい日本人は少なくない。
そもそも西洋式ルールで展開される中で、厳密には日本人はその流れに乗れていないのだろう。
まず対等な交渉ができないので、いつも後出しになって不利になる。
論理的な議論ができないため、話がまとまらず、会議に時間をかける。
など、技術肌の才能が評価はされるが、対人対応では絶対負けるのである。
これを国の教育のせいにするのは簡単だが、克服には他人任せにせず、自力で自己改造する勇気と実行力無しには絶対克服できない。
ここが未だに島国根性と自虐しなければならない所以である。
対人交渉は、事前の準備よりもアドリブが大事なのだ。
そして、
施しを待つのではない、掴み取るのだ。